【冷え性?疲労回復?乾燥?】お悩み別!入浴剤の選び方とおススメの入浴剤

入浴剤は使った方がいいの?

皆さんはお風呂に漬かるとき入浴剤は使っていますか?
「お風呂には漬かるけど、入浴剤は入れないなぁ…」
「そもそもシャワーだけで終わらちゃう。」
という方も結構いるのではないでしょうか?

そんな方、実はとってももったいないのです!!
というのも、入浴剤を使うことにはメリットがたくさんあるからです!

特にリモートワークや外出自粛によって、
パソコン・スマホの多用による肩や腰の疲れ
代謝の低下
漠然とした不安
等を感じている方は、ぜひ自分に合う入浴剤を使ってもらいたいと思います。

今回の記事は

・これから入浴剤を使ってみたい
・なんとなく入浴剤を使っているけど、正しく選べているのか不安
・効果的に入浴剤を使って、リフレッシュしたい

という方に向けて

・入浴剤を使うことのメリット
・入浴剤の剤型と特徴
・入浴剤の成分と効果
・お悩み別入浴剤の選び方

を解説いたします。

入浴剤を使うことの主なメリット4つ

入浴剤を使うことで得られる主なメリットは以下の3つです。

①効果的に体を温め、湯冷めしにくくなる
②お湯の塩素を除去してくれる
③保湿効果で入浴後の肌の乾燥を防いでくれる
④香りによりリラックスできる

では、それぞれについて詳しく説明していきましょう。

メリット①効果的に体を温め、湯冷めしにくくなる

粉末や錠剤タイプの入浴剤には、無機塩類※が含まれていることが多いです。
※無機塩類:硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、等々

無機塩類は皮膚表面のタンパク質と結合し、膜を形成します。
この膜は、身体から熱が逃げていくのを防いでくれるのです。
(参考:日本浴用剤工業会HP https://jbia.org/knowledge3.html

そのため、無機塩類を含む入浴剤を使うことで、効果的に体が温まって湯冷めしにくくなるのです。

メリット②お湯の塩素を除去してくれる

水道水には塩素が含まれています。
これは塩素が細胞膜にある脂質やタンパク質と反応して破壊することで病原菌や微生物を殺す働きを持つためです。

このように塩素は私たちの安全のために含まれています。
しかし、病原菌や微生物だけでなく私たちの肌に対しても細胞膜にある脂質やタンパク質と反応して破壊してしまうのです。
そのため、塩素が含まれた水に漬かると、ピリピリする等肌に悪影響があります

入浴剤にはアミノ酸等塩素を除去する成分が配合されたものもあります。
塩素除去成分を含む入浴剤を使用することで、お肌に優しく入浴することができます。

メリット③保湿効果で入浴後の肌の乾燥を防いでくれる

入浴後は肌がふやけてバリア機能が弱っている上に、体温が高くなって水分も蒸発しやすくなっています。
そのため、入浴後のはとても乾燥しやすい状態といえます。

セラミドやスクワラン、ホホバ油といった保湿成分を含む入浴剤を使うことで肌から水分が蒸発されにくくなるので、入浴後の肌の乾燥を防いでくれます。

メリット④香りによりリラックスできる

入浴剤には色々な香りがついたものが多いです。
好きな香りの入浴剤を見つけると、入浴中に幸せな気分になりますよね。
リラックス効果を特に得たい方は副交感神経の働きを優位にし、リラックス効果があると言われているラベンダー系の香りを選ぶとよいでしょう。

入浴剤の剤型と特徴

入浴剤の主な剤型は以下の5種類です。

・錠剤タイプ
・粉末タイプ
・ソルトタイプ
・液体タイプ
・ティーバッグタイプ

ではそれぞれの剤型の特徴を説明します。

錠剤タイプ

市販されているものだと、バブや温泡などが当てはまります。
保温効果がある無機塩類を含む商品が多いです。

粉末タイプ

市販されているものだと、バスロマンやバスクリンなどが当てはまります。
保温効果のある無機塩類保湿成分を含む商品が多いです。

ソルトタイプ

粉末より粒が粗い入浴剤で、市販品だとクナイプやきき湯等が当てはまります。
保温効果がある無機塩類を含む商品が多いです。

液体タイプ

ミルクやオイルの入浴剤で、市販品だとエモリカやソフレが当てはまります。
保湿成分を含み、保湿に特化した商品が多いです。

ティーバッグタイプ

ティーバッグの中に乾燥した生薬ドライフラワーなどが入った入浴剤です。
お湯に入れても完全には溶けきれず、入浴中にティーバッグをもみながら使う商品もあります。

入浴剤の成分と効果

入浴剤によく含まれる成分と効果を表にまとめました。

代表的な成分名効果
無機塩類硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、
塩化ナトリウム等
温浴効果・湯冷め防止
炭酸ー(入浴剤中の成分が溶解後に反応して発生)血行促進
水素-(入浴剤中の成分が溶解後に反応して発生)抗酸化
保湿成分スクワラン、セラミド、シアバター、ホホバオイル等乾燥防止
生薬ショウガ、センキュウ、生薬ごとに異なる
ショウガ:体を温める、
センキュウ:保湿 等

お悩み別入浴剤の選び方

ここまで、入浴剤の剤型や、成分について説明してきました。
最後に、お悩み別におススメの入浴剤の選び方を説明したいと思います。

疲れや筋肉のコリが気になる場合

身体をあたため、血行を促進することがポイントです。
保温効果がある無機塩類を含み、炭酸ガスを発生する入浴剤がおすすめです。
炭酸ガスを発生させる入浴剤は、入浴剤を入れるタイミグが大切です。
完全に溶けきった後の方が効果が高くなるのですが、時間が経つと炭酸が抜けてしまいます。
浴槽に入る2-3分前に入れるのがよいでしょう。

冷えが気になる場合

保温効果がある無機塩類を含む入浴剤がおすすめです。
身体を温めるためには、38~40度くらいのお湯にゆっくり全身つかるにしましょう。
入浴中やお風呂上りにマッサージやストレッチをして血行を良くすると、より保温効果が長持ちするでしょう。

乾燥が気になる場合

保湿効果を含む入浴剤、特に液体タイプの入浴剤がおすすめです。
入浴後に体を拭くタオルも、肌を傷つけないよう肌触りの良いタオルを選びましょう。
入浴後にはボディクリームなどでしっかり保湿をしましょう。

まとめ

今回の記事では、入浴剤について

・入浴剤を使うことのメリット
・入浴剤の剤型と特徴
・入浴剤の成分と効果
・お悩み別入浴剤の選び方

を解説いたしました。

皆さんも自分に合う入浴剤を見つけて、素敵なバスタイムを送ってくださいね!

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