イチゴは女性にとってうれしい食材
スーパーや八百屋さんでイチゴをよく見かける季節になりましたよね。
美味しくて、見た目も可愛いイチゴ、ついつい買っちゃう人も多いのではないでしょうか?
私も見かけるとついつい買ってしまいます。
「ついつい買っちゃうよね~」
と同意された方、朗報です!!
実はイチゴは美容にもダイエットにもとてもいい食材なんです!
「甘いお菓子がやめられなーい!」
とお悩みを抱えている方には、お菓子の代わりにイチゴを食べることをおすすめしたいです。
今回の記事は、
・イチゴが大好きでついつい食べちゃう
・イチゴの美容・ダイエット効果が知りたい
・お菓子の代わりになる、体にいい食べ物を探している
という方に向けて
・イチゴの栄養について
・イチゴが美容とダイエットにおすすめな理由
・イチゴを食べるときに注意点
を説明したいと思います。
可愛くて、美味しくて、美容にもダイエットにもピッタリ、と女性にとってうれしいことだらけのイチゴの魅力をもっと知ってもらえたら嬉しいです。
イチゴの栄養は?
イチゴの栄養成分表
文部科学省より出ている日本食品標準成分表2020年版(https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html)によると、イチゴの栄養成分は以下の通りです。
イチゴの栄養成分(100g(約7粒)あたり)
エネルギー (kcal) | タンパク質 (g) | 脂質 (g) | 炭水化物 (g) | 食物繊維 (g) |
31 | 0.9 | 0.1 | 8.5 | 1.4 |
カリウム (mg) | カルシウム (mg) | マグネシウム (mg) | リン (mg) | 鉄 (mg) | 亜鉛 (mg) | 銅 (mg) | マンガン (mg) | ヨウ素 (μg) | モリブデン (μg) |
170 | 17 | 13 | 31 | 0.3 | 0.2 | 0.05 | 0.20 | 1 | 9 |
βカロテン (μg) | αトコフェロール (ビタミンE)(mg) | ビタミンB1 (mg) | ビタミンB2 (mg) | ナイアシン (mg) | ビタミンB6 (mg) |
18 | 0.4 | 0.03 | 0.02 | 0.4 | 0.04 |
ビタミンB12 (μg) | 葉酸 (μg) | パントテン酸 (mg) | ビオチン (μg) | ビタミンC (mg) |
(0) | 90 | 0.33 | 0.8 | 62 |
イチゴはビタミンC・葉酸・モリブデンが豊富
イチゴの栄養の中で、特筆すべきなのはビタミンC、葉酸、モリブデンです。
厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2020年版)(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html)によると、ビタミンC、葉酸、モリブデンの成人の一日摂取推奨量は以下の通りです。
ビタミンC (mg) | 葉酸 (μg) | モリブデン (μg) |
100 | 200 | 25 |
イチゴを100g(約7粒)で、一日に必要な
・ビタミンC:約60%
・葉酸:約45%
・モリブデン:約36%
を摂取することができるのです!
「なんとなく体によさそうだけど、それぞれの栄養素の詳しい効果はわからないなぁ…」
という方のために、次はそれぞれの栄養素がどのような働きをするのかを説明しますね。
(以下の記載は次のHPを参考にしています:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html及びhttps://www.ejim.ncgg.go.jp/public/index.html)
ビタミンCの働き
ビタミンCといえば肌にいい、というイメージがありますよね。
ビタミンCの主な働きは以下の3つです。
①コラーゲンの合成
ビタミン C は、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必要な栄養です。
そのためビタミンCには、体の傷を治癒したり、血管を丈夫にしたりする働きがあります。
②抗酸化作用
ビタミンCはビタミンEと協力して、たばこの煙や紫外線等から発生する活性酸素を消去して細胞を保護する働きがあります。
③免疫機能のサポート
ビタミンCには植物性食品からの鉄の吸収を促進する働きがあります。
鉄は細胞に酸素を運ぶことで、免疫が正常に機能するのを助けます。
そのため、ビタミンCには鉄の吸収を促進して、免疫機能をサポートする働きがあります。
葉酸の働き
葉酸は「妊婦さんが積極的にとった方がよい栄養素」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
でも、葉酸は妊婦さん以外の人にも必要な栄養素なのです。
葉酸はDNA や RNAの合成に必要な栄養素であり、細胞の増殖と深い関係があります。
そのため葉酸が不足すると、赤血球が十分に成長できないためにおこる巨赤芽球性貧血を引き起こすと言われております。
モリブデンの働き
健康関連の情報に詳しい人でもモリブデンがどんな栄養素か知っている人は少ないのではないでしょうか?
モリブデンはミネラルの一種です。
モリブデンは、代謝及び体内の有害物質を分解するのに必要な酵素を助ける働きを持っています。
イチゴが美容とダイエットにおすすめな理由
それでは、イチゴが美容とダイエットにおススメな理由を、イチゴの栄養素も基にしながら解説していきます。
カロリーが低い
イチゴのカロリーは100g(約7粒)で約31kcalです。
1パック(だいたい300g)まるまる食べちゃったとしても、100kcal以下なんです!!
「果物は糖質が気になる…」
という方もいるかと思いますが、イチゴの糖質量(炭水化物-食物繊維)は100gあたり7.1gです。
他の果物と100gあたりの糖質量を比較してみましょう。
・バナナ 22.5g
・リンゴ(皮なし) 14.1g
・キウイ 11.5g
・みかん 11.3g
・イチゴ 7.1g
御覧の通り、イチゴは他の果物と比較しても糖質が低いんです!
イチゴはカロリーも糖質も低いので、ダイエット中でも比較的安心して食べられる果物であると言えます。
ビタミンCが豊富
ビタミンCには、コラーゲンの合成と抗酸化作用があります。
そのため、イチゴを食べることで、
・肌荒れの改善
・紫外線によるダメージの軽減
が期待できます。
イチゴを7粒食べるだけで、一日に必要なビタミンCの約60%が摂取できるので、肌荒れが気になる人や、紫外線をたっぷり浴びた日は積極的に取りたいですね。
葉酸が豊富
葉酸は赤血球が十分に成長できないためにおこる巨赤芽球性貧血を防ぐのに役立ちます。
巨赤芽球性貧血の症状は一般的な貧血と同じで、動機や息切れ、疲労感が起こり、顔色が悪くなり疲れて見えるようになっちゃいます。
イチゴは、健康的でハツラツとした毎日を送るサポートもしてくれるんです!
イチゴを食べるときに注意点
美容にもダイエットにもおススメなイチゴですが、食べるときにはいくつか注意点があります。
①アレルギーに注意
イチゴはバラ科の植物です。
シラカバの花粉アレルギーを持っている人はバラ科の植物でアレルギーを起こしやすいと言われております。
そのためシラカバの花粉アレルギーを持っている人や他のバラ科の植物(リンゴ、モモ等)でアレルギーを起こしたことがある人は、イチゴでアレルギーが起きないか注意をしてください。
②保存法に注意
イチゴはとっても傷みやすい果物です。
注意しないとすぐに傷んでしまいます。
傷みの主な原因は圧力と水分です。
イチゴ同士が重ならないように、水気を取り除いた状態で保管しましょう。
また、常温ではなく冷蔵庫で保管するようにしましょう。
③食べ過ぎるとお腹が緩くなることも
イチゴにはキシリトールが含まれています。
キシリトールはガムなどにもよく含まれている成分ですが、食べ過ぎると体質によってお腹が緩くなることがあります。
キシリトール入りガムでおなかが緩くなる人はイチゴの食べ過ぎには気を付けましょう。
④つけるもの、かけるものに注意
イチゴ自体はカロリーも糖質も低いのですが、練乳をかけたり生クリームをつけたりするとカロリーも糖質も高くなってしまいます。
練乳や生クリームと一緒に食べると美味しいのですが、つけすぎたりかけすぎたりしないように気を付けてくださいね!
今回の記事では
・イチゴの栄養について
・イチゴが美容とダイエットにおすすめな理由
・イチゴを食べるときに注意点
を解説しました。
皆さんもデザートや間食にイチゴを取り入れてみたらいかがでしょうか?
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