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記事内で紹介する製品は、筆者が実際に使用・調査した上で選定しています。
効果・感じ方には個人差があり、医療行為や治療を推奨するものではありません。
「冬は紫外線が弱いから大丈夫」…そう思っていませんか?
実は、肌の老化を進めるUVAは真冬でも約80%降り注いでいると言われています。
しかも、乾燥でバリア機能が弱っている冬の肌は紫外線ダメージを受けやすい状態。
夏ほど焼ける感じがなくても、じわじわと“光老化”が進む季節なのです。
10〜2月は、紫外線量こそ夏より少ないものの、
UVA(シワ・たるみの原因)は一年中安定して降り注ぎ、
「乾燥+紫外線」=ダブルダメージが起こりやすい時期。
この時期こそ、「紫外線対策の衣替え」が大切です。
真夏用の高SPFタイプを使い続けると肌に負担がかかることもあるため、
秋冬は“守る力はそのままに、肌にやさしく”切り替えるのがコツ☀️
この記事では、薬剤師である筆者が
- 秋から冬にかけて日焼け止めをいつ・どう切り替えるべきか
- 真冬に必要なSPF・PAの目安
- 美容医療後の肌を守る冬のUVケア
- 冬でも快適に使えるアイテムの選び方
を、科学的な視点と日常ケアの両面からやさしく解説します。
🔗 関連記事(あわせて読みたい)
- SPFとPAの違いを徹底解説|UV-A/UV-B・PPD法を図解
- 日焼けとシミのメカニズム&美肌を守る最速ケア完全ガイド
- 美容医療後のスキンケア完全ガイド(今後作成予定)
次の章では、「紫外線にも衣替えが必要な理由」から解説します。
「10〜2月はどんなUV対策をすればいいのか?」を、季節データと肌の変化から見ていきましょう。
紫外線にも「衣替え」が必要な理由
紫外線対策も、服と同じように“季節に合わせて着替える”ことが大切です。
特に10〜2月は、紫外線の質と肌の状態が大きく変わる時期。
真夏と同じ日焼け止めを使い続けると、肌に思わぬ負担をかけてしまうことがあります。
☀️ 紫外線量は減っても「UVA」はほぼ一年中降り注ぐ
紫外線には大きく分けて2種類あります。
| 種類 | 肌への影響 | 特徴 |
|---|---|---|
| UVB(B波) | 日焼け・炎症 | 夏にピーク、秋冬は減少 |
| UVA(A波) | シワ・たるみ | 一年を通して安定、窓ガラスも通過 |
環境庁や研究機関のデータでは、冬でも夏の約半分〜8割程度のUVAが地表に届くとされています。
つまり「焼けないけど老ける」紫外線は、季節を問わず降り注いでいるということ。
💧 肌のバリア機能が低下する時期に“高SPF”は負担になりやすい
真夏用の高SPF・PA++++タイプを秋冬も使い続けると、次のような理由で肌にストレスがかかります。
① 紫外線吸収剤(ケミカル)が多く含まれる
SPF値を上げるために紫外線吸収剤が複数配合されることが多く、
これらは光を熱に変換して紫外線を防ぐ仕組み。
乾燥した肌や敏感肌では、この熱変換でヒリつきや赤みを感じることもあります。
② 紫外線散乱剤(ミネラル系)の量も増え、摩擦・乾燥を招く
SPF50+などの高防御タイプは、酸化チタン・酸化亜鉛といった粉体成分が多く配合されています。
そのため、肌表面に膜を張るように密着し、乾燥肌ではツッパリ感や粉浮きが起きやすいです。
③ 撥水成分・シリコン被膜が厚く、クレンジングが必要
夏用日焼け止めはウォータープルーフ処方が多く、
皮脂や汗に強い分、落とすための摩擦やクレンジング負担が大きくなります。
乾燥期に強いクレンジングを使うと、角質のうるおい成分(セラミドや天然保湿因子)まで落としてしまうことも。
④ 肌が乾燥していると密着性が悪くなり、かえってムラ焼けの原因に
秋冬は皮脂分泌が減るため、
高SPFタイプを塗ってもムラになりやすく、結果的に紫外線防御の隙間ができやすい。
保湿重視の低SPFタイプの方が均一に塗れて、結果的に防御力が安定します。
⑤ 秋冬はアルコール刺激を感じやすくなる
乾燥した季節は、エタノールなどの揮発性成分が刺激やヒリつきの原因になることも。
肌がカサつきやすい時期は、アルコールフリーまたは低アルコールタイプを選ぶのが安心です。
🧴 季節に合った「バランスSPF」が肌を守る最短ルート
秋〜冬の紫外線は、「肌内部ダメージ(UVA)」が中心。
だからこそ、SPF30前後・PA+++程度でも十分対応できます。
💡たとえば
- 通勤・日常:SPF30・PA+++(保湿UVミルク)
- 在宅・外出少なめ:SPF20〜25・PA++(軽めの下地)
- スキー・雪遊び:SPF50+・PA++++(反射対策)
高ければいいではなく、
「肌のコンディションと紫外線量に合わせて選ぶ」=紫外線の衣替えが、
乾燥シーズンの美肌を守る近道です。

冬の紫外線は“焼けないけど老ける”紫外線。
乾燥で弱った肌には、守りすぎず・やさしく守るUVケアが最適解よ。
季節ごとの日焼け止め切り替え目安
紫外線量は季節によって大きく変化します。
さらに、天気や時間帯によっても肌に届くUV量は大きく違うため、
「強すぎず、足りなすぎないバランス」で使い分けるのがポイントです。
☀️ 季節別SPF・PAの目安(年間ガイド)
| シーズン | 時期の目安 | 紫外線量の特徴 | おすすめSPF / PA | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 春(3〜4月) | 紫外線が急上昇 | UVBが増え始める時期 | SPF40〜50 / PA+++〜++++ | “先取りUV対策”を意識。春先から夏用に切り替え。 |
| 夏(5〜9月) | 紫外線ピーク | UVA・UVBともに最大 | SPF50+ / PA++++ | 汗・皮脂・摩擦に強いタイプを。こまめな塗り直し必須。 |
| 秋(10〜11月) | 紫外線量は減少 | UVAはまだ高水準 | SPF30 / PA+++ | 保湿重視。夏用から秋冬用へ“衣替え”の時期。 |
| 冬(12〜2月) | 紫外線量は最少 | 乾燥+反射によるダメージ | SPF20〜30 / PA++〜+++ | 低刺激&保湿重視。肌をいたわるUVケアを。 |

今(10月中旬)は「秋モード」への切り替えがちょうどいい時期。
SPF30前後・PA+++程度で、乾燥ケアを兼ねたミルクタイプがおすすめよ。
☁️ 天気・シーン別の使い分け目安
※以下は、10〜2月の秋冬シーズンを前提とした目安です。
屋外レジャーなど長時間外出の場合は、季節を問わずSPFを一段上げて対策を。
冬は紫外線量自体は少ないものの、UVA(肌老化の原因)は雲やガラスを通過します。
曇りでも約6〜8割、雨でも3割程度が地表に届くとされており、
「晴れていない=安心」とは限りません。
| 天気・シーン | 想定状況 | おすすめSPF / PA | ポイント |
|---|---|---|---|
| ☀️ 晴れの日(通勤・買い物など日常) | 日常レベルの直射日光 | SPF30 / PA+++ | 乾燥に負けない保湿タイプでOK。帽子・マスクでさらに肌負担を軽減。 |
| ☀️ 晴れの日(屋外レジャー・長時間外出) | 登山・ピクニック・車移動など | SPF40〜50 / PA+++〜++++ | 高地や長時間外では反射光にも注意。ウォータープルーフ推奨。 |
| ☁️ 曇りの日 | 紫外線60〜80%到達 | SPF25〜35 / PA+++ | 光が柔らかくてもUVAは通過。軽いUVミルクで十分対応可。 |
| 🌧 雨の日 | 紫外線30%前後 | SPF15〜25 / PA++ | 紫外線は弱めだが、窓際や照明下でのUVA対策は継続を。 |
| 🏠 在宅・オフィス | UVA(窓越し)中心 | SPF20〜30 / PA++ | ブルーライト・UVAカット下地を使うと安心。塗り直しはお昼が目安。 |
| 🎿 スキー・雪遊び | 反射で1.5〜2倍 | SPF50+ / PA++++ | 雪面反射+高地紫外線。ウォータープルーフ+保湿をしっかり。 |

曇りや雨の日でも、UVAは肌に届いているの。
天気ではなく「日中の明るさ」で判断し、“毎日少しでも塗る”を習慣にしましょう。
🕶️ Athyria的まとめポイント
- 10〜11月:SPF30・PA+++の保湿タイプに衣替え
- 曇り・雨の日も“ゼロ対策”にはしない(特に窓際勤務・運転・美容医療後)
- 乾燥肌・敏感肌はノンケミカルやミルクタイプで肌負担軽減
- 冬の旅行・スキーは例外的にSPF50+でOK(短期集中・撥水タイプ)

季節と天気に合わせた「日焼け止めの衣替え」をすれば
肌負担を減らしながら、365日美肌キープが楽になるわよ
乾燥しにくい日焼け止めを選ぶコツ|成分表で見るポイント
冬はスキンケア(化粧水・乳液・クリーム)でしっかり保湿したうえで、
そのうるおいを逃がさないように日焼け止めで“フタ”をするイメージが理想です。
つまり、日焼け止めに求めるのは「保湿する力」よりも
“乾燥しにくく、肌負担を増やさない処方かどうか”。
ここでは、成分表を見て判断できるポイントと、冬によくある落とし穴を紹介します。
🔍 成分表で注目したいポイント
| チェック項目 | 見分け方・注目成分 | 説明 |
|---|---|---|
| アルコール(エタノール) | 成分表の上位にある場合は乾燥リスク高め | 揮発して水分を奪いやすい。乾燥肌・敏感肌は低アルコール or フリー処方を選ぶ。 |
| 粉体(酸化チタン・酸化亜鉛) | 多すぎると粉っぽく乾燥しやすい | ノンケミカル系で白浮き・乾燥しやすい場合は、保湿下地を重ねて調整。 |
| シリコン系(シクロペンタシロキサンなど) | 適度ならOK。高配合だと被膜感強め | 滑りを良くするが、乾燥肌ではツッパリ感につながることも。 |
| エモリエント成分(油分系) | スクワラン、シアバター、グリセリンなど | 油膜を形成してうるおいを逃がしにくくする。冬向き。 |
| 吸着パウダー・皮脂吸収成分 | シリカ、タルクなど | 夏には快適でも冬は乾燥を悪化させる原因に。冬は避けたほうが◎。 |
💡ポイント
「保湿成分が多い」よりも、“揮発しすぎず・粉っぽくない”かどうかで乾燥しにくさを判断するのがコツです。
⚠️ 注意:「ファンデやパウダーのUVカット」だけでは不十分!
冬は紫外線が弱まる時期なので、
「ファンデーションやUVカットパウダーにSPFがあるから大丈夫」と思いがち。
でも、それだけでは防御力が足りません。
- SPF値は「規定量(顔全体で約2mg/cm²)」を塗布した場合の数値。
- メイク製品ではその量を確保できず、実際の効果は表示値の1/3〜1/5程度に落ちることも。
- しかもパウダーは摩擦や皮脂で落ちやすく、長時間の紫外線防御には不向き。

冬でも、「スキンケア → 日焼け止め → ファンデ・パウダー」の3ステップが理想。
紫外線対策の主役は“日焼け止め”、ファンデ・パウダーは“メイク”と考えましょう。
詳しくは以下の記事で、アイテム別の使い分けも紹介しています👇
👉 【保存版】UVカットアイテムの塗り方&活用法
🌿 処方タイプ別の傾向
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ミルクタイプ | 水分・油分バランスが良く、乾燥しにくい | 普通〜乾燥肌、美容医療後 |
| クリームタイプ | 油分多めで密着感◎。保湿クリームの延長に近い | 乾燥肌・外出が多い人 |
| ジェルタイプ | みずみずしく軽いが、揮発しやすいものも | 脂性肌・在宅中心の人 |
| スプレータイプ | 便利だが塗布ムラが出やすい | 外出時の“塗り直し用”に限定が◎ |
💬 Athyria的アドバイス
- 日焼け止めは「保湿ではなく、乾燥を悪化させないためのベール」と考える。
- スキンケア後は1〜2分おいてから塗ると密着度UP&ムラ防止。
- ノンケミカル系で粉感が強いときは、仕上げに保湿ミストを軽くひと吹きでツヤ復活。
- 外出しない日も、「朝に一度塗る」習慣をつけると肌リズムが安定しやすい。

冬は「乾燥しない・ムラにならない・負担をかけない」UVケアを。
日焼け止め+軽めのメイクUVが、冬の肌を守る最強コンビよ。
冬におすすめの成分・テクスチャ
冬は「紫外線+乾燥+摩擦」のトリプルリスクが重なる季節。
肌を守るには、やさしく密着してうるおいをキープできるテクスチャが理想です。
ここでは、冬でも快適に使える成分と使用感の選び方を紹介します。
💧 冬にうれしい保護系・うるおいサポート成分
| カテゴリー | 成分例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 保護・保湿系 | セラミド、スクワラン、シアバター | 乾燥から肌を守る“油膜”のような働き。粉浮きを防止。 |
| 鎮静・整肌系 | グリチルリチン酸2K、アラントイン | 美容医療後や敏感肌に◎。赤み・刺激を抑えるサポート。 |
| 抗酸化・透明感系 | ビタミンC誘導体、フラーレン、トコフェロール(ビタミンE) | 紫外線ダメージを防ぐサポート(※)。肌のくすみ予防にも。 |
(※)成分のはたらきは一般的な美容サポート効果であり、治療効果を示すものではありません。
🌿 テクスチャ選びのポイント
| テクスチャ | 特徴 | 向いているシーン |
|---|---|---|
| ミルクタイプ | 水分・油分バランスが良く、しっとりなめらか。ムラになりにくい | 日常使い・通勤・メイク下地に最適 |
| クリームタイプ | こっくり重め。バリア膜でうるおいを守る | 乾燥が気になる日・屋外で長時間過ごす日 |
| ジェルタイプ | みずみずしく軽い。塗りやすいが揮発しやすい | 室内中心・皮脂が出やすい人向け 塗りやすいので体用にもおすすめ |
| パウダータイプ | お直し用。単体使いでは紫外線カット不足 | メイクの仕上げ・外出先での塗り直しに◎ |
🩵 Athyria的ポイント:冬のUVは「守る+ツヤ感」で選ぶ
- 乾燥対策には“うるおいを逃がさない処方”を最優先。
- 透明感とツヤを出すなら“ミルク or ジェル”が◎。
→ 重く見えず、冬のくすみを自然にカバー。 - 粉っぽさ・白浮きが気になるときは、最後に保湿ミストを軽くひと吹き。
- 美容医療直後はノンケミカル+鎮静成分入りで刺激レスに。

「しっとり守る」「ツヤで魅せる」「刺激を抑える」。
冬のUVケアは、この3つのバランスを意識するだけで肌ストレスが激減よ。
冬の紫外線ケアにおすすめアイテム
冬の紫外線対策は「塗る・飲む・まとう」の3方向から取り入れると◎。
乾燥で崩れやすい時期でも続けやすい、冬仕様のアイテムを紹介します。
💧 塗るUVケア|うるおいを守る冬の日焼け止め
冬は乾燥でバリアが乱れやすいため、保湿系・低刺激タイプを選ぶのが基本。
- 保湿UVミルク/クリームタイプ
冬でもツヤを保ちたい人に。
クレンジング不要タイプを選ぶと肌負担が減る。
【リンク:楽天(例:冬 保湿 日焼け止め)】
【リンク:Amazon(例:日焼け止め 乾燥 しにくい)】 - UVカット下地・パウダー
在宅やオフィスでの軽い防御に。
テカり防止より“うるおいキープ”を重視。

ファンデやパウダーのUVカットだけでは不十分。
下地・日焼け止めでベースを作り、メイクのUV効果は“補助的”に使うのが正解よ。
🍋 飲むUVケア|抗酸化で内側からサポート
冬でもUVAは肌の酸化を進めるため、抗酸化サプリの併用もおすすめ。
飲むUVケアアイテムは外的要因を軽減するサポートとして取り入れましょう。
成分の例:アスタキサンチン、ビタミンC、L-システイン、ポリフェノール系など
- 【リンク:楽天(例:飲む 日焼け止め サプリ)】
- 【リンク:Amazon(例:抗酸化 サプリ 美容)】

美容医療後の色素沈着予防にも、抗酸化ケアを取り入れると◎
🧣 まとうUVケア|冬仕様の帽子・日傘・小物で紫外線カット
冬でもUVAは雲やガラスを通過するため、「日差し対策=夏」だけでは不十分。
通勤や買い物でも、さりげなくUV対策できる冬仕様アイテムを取り入れましょう。
| アイテム | 選び方のポイント |
|---|---|
| 帽子 | ウール素材やベロアなど冬服になじむ質感。内側黒色が◎。 |
| 折りたたみ日傘 | 晴雨兼用で軽量タイプ。ベージュやグレーなど季節感カラー。 |
| 手袋 | 保温+紫外線対策の両立を。 |
| マフラー・ネックウォーマー | 首元も紫外線が当たりやすい部分。 |

冬物は生地が厚く、織りも密なため、
UVカット表記がなくてもある程度の紫外線を防ぐことができるわ。
ただし薄手のストールや明るい色味の服は光を通しやすいので、
長時間屋外にいる場合はUVカット素材を選ぶとより安心よ。
🩵 Athyria的まとめ
- 「塗る・飲む・まとう」を組み合わせると、冬でも無理なく紫外線対策が続く。
- ファッションと一体化できるアイテムを選ぶと心理的ハードルが下がる。
- 冬は「守る+なじむ」がキーワード。
→ 夏みたいに“遮断”より、“自然に防ぐ”を意識して選びましょう☀️
紫外線対策を“続けやすくする”工夫
紫外線ケアを毎日続ける最大のコツは、
「面倒くさい」をできるだけ減らすこと。
冬は気温が低く、肌も乾燥して「塗るのが億劫になりやすい」季節。
でも、ほんの少し習慣を変えるだけで、紫外線対策は無理なく続けられます。
☀️ 朝のスキンケアの流れに組み込む
- 化粧水 → 乳液 → 日焼け止め → メイク の順番をルーティン化。
- 「洗顔したら必ず塗る」と決めておくと、塗り忘れゼロに。
- 在宅勤務やお出かけしない日でも、朝1回だけ塗るのを習慣に。
→ 室内のUVA・ブルーライトも意外と肌に届いています。

冬の紫外線は“焼けないけど老ける”タイプ。
朝のひと塗りが、光老化をゆるやかにする第一歩よ。
🔁 冬でも塗り直しは必須!
「冬は汗をかかないし、塗り直し不要では?」と思われがちですが、
実は冬こそ日焼け止めが落ちやすい環境です。
- マフラー・マスク・コートの襟などによる摩擦で剥がれる
- 温かい飲み物の蒸気で口まわりのUV膜がゆるむ
- 手で顔を触る・鼻をかむなどの物理的刺激でも取れやすい
👉 対策として:
- 乾燥が気になる日は、保湿ミスト+UVパウダーで上から軽く直す
- 外出時は小分けサイズのUVミルクを持ち歩くと便利
- ファンデの上から塗り直す場合は、UVスプレー or パウダータイプがおすすめ

冬の塗り直しは「塗り直し」というより、“お直し感覚”でOK。
1日2回、朝と昼に軽く重ねるだけで紫外線ダメージが大きく変わるわよ。
💧 乾燥・摩擦を減らす“ついでケア”も意識
- 日中の乾燥くすみ対策として、保湿ミストや美容液パウダーを常備。
- 摩擦の少ないマスク(シルク・内側コットン)に変えるだけでも紫外線膜の持ちがアップ。
- マフラーの素材も見直しを。起毛素材はこすれやすいので、柔らかいウールやカシミヤが◎。

「守る力」を上げるより、「落とさない工夫」を増やす。
それが冬のUVケアを長く続けるいちばんのコツよ。
🩵 Athyria的まとめ
- 朝の習慣にUVケアを組み込む
- 冬でも塗り直しは必要(摩擦・蒸気・接触で落ちる)
- お直し用の軽いアイテムを常備しておく
- “守る+潤す”のWケアを意識して、乾燥くすみを予防

紫外線ケアは「頑張るもの」ではなく「肌をいたわる日課」。
季節に合わせて工夫すれば、無理なく続く“365日UVケア”が自然に身につくわよ。
まとめ|冬こそ「紫外線の衣替え」で肌を守ろう
冬は紫外線量が少ないように見えても、UVAはしっかり届いています。
さらに乾燥・摩擦・蒸気などの影響で、UV膜が落ちやすい季節でもあります。
この記事で紹介したように、
「紫外線対策の衣替え」を意識するだけで、肌への負担をぐっと減らせます。
☀️ Athyria的・冬のUVケアまとめポイント
- 10〜2月はSPF30前後・PA+++程度が基本
- 乾燥しにくい処方(揮発・粉体少なめ)を選ぶ
- ファンデやパウダーのUVだけに頼らない
- 帽子や日傘も“冬仕様”で取り入れると安心
- 摩擦・蒸気で落ちやすいので塗り直しは忘れずに!

「冬は紫外線が弱いから…」と思っている人ほど、実はダメージを受けやすい。
だからと言って夏と同じ対策だと肌への負担も大きい。
今日から“日焼け止めの衣替え”を意識して、肌をやさしく守っていきましょう。
🔗 関連記事(あわせて読みたい)
- SPFとPAの違いを徹底解説|UV-A/UV-B・PPD法を図解
- 日焼けとシミのメカニズム&美肌を守る最速ケア完全ガイド
- 美容医療後のスキンケア完全ガイド|施術直後〜再開まで(今後作成予定)
- UVカットアイテムの塗り方&活用法
- トラネキサム酸入り化粧品の選び方|くすみ・シミ予防をサポート(今後作成予定)


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